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オーラの泉(2008/03/01放送)に、シンガーソングライターの
中村中さんが出演。

○中村中さんのプロフィール

中村中(なかむら あたる)
生年月日:1985年6月28日
出身地:東京都墨田区
血液型:?

小さい頃から母の影響で歌謡曲が大好きに。
独学でピアノを練習し、15歳で作詞作曲を始める。
自分の性に悩み始めたのもこの頃。

2004年、ヤマハに所属しライブ活動を続ける。
2006年、エイベックスからメジャーデビュー。
2006年、性同一性障害を公表。
2007年、1stアルバム「天までとどけ」発表。
2007年、NHK「紅白歌合戦」初出場。


○スピリチュアル・チェック

・小さい頃好きだった曲
 →Winkの「淋しい熱帯魚」

・自分の好きなところ
 →人が好きなところ

・自分の嫌いなところ
 →臆病なところ

・最も腹が立つこと
 →同じ人間なのに人が人を裏切れること

・不思議な体験
 →小さな頃、街を歩いていて街灯を消していた

・とても楽しい気持ちです、何をしていますか
 →好きな人を追い掛けています


○江原さん、美輪さんとの関係

美輪さんとは初めまして。
→「ヨイトマケの唄」がすごく好き。
 →母親も女手一つで育ててくれた。

江原さんとも初めまして。


○不思議な体験

小さな頃、街を歩いていて街灯を消していた。
→夕方、道を歩いていると歩くタイミングに合わせて街灯が消えた。
 →何回もあった。

内に秘めた思いが強い人は、思い(エネルギー)が飛びやすい、と
江原さん。
→歌い手にはそれが必要、と美輪さん。
 →歌い手の想念をエネルギーとしてお客さんに伝えるため。


○歌

子供の頃から歌が好きだった。
→学校のピアノで先生に教わりながら、独学でピアノを習得した。

母親に研ナオコさんの「泣かせて」という曲を教えてもらってから
歌謡曲の魅力に引き込まれた。
→歌詞を読んで「こんな女性像があったんだな」と思った。


○心と体の不一致

心と体の不一致を感じたのは、声変わりをした頃。
→異変には気付いていたが、認めたくなかった。
 →男の子の制服を着て学校に通っていた。

小学生の頃は、何かいけないことをしているんじゃないか、と
思っていた。
→人を愛するのに何か足りないんじゃないか、と思っていた時期も
 ある。
 →学生の頃から男性を異性として見ていた。

初めて告白したのは、小学生の頃。
→気持ちを止められなかった、と中村さん。
 →初恋は破れるものなの、と美輪さん。

同性愛だから、と自分を貶めるのは大間違い、と美輪さん。
→異性愛でも失恋はする。

相談は誰にもできなかった、と中村さん。
→母親にも言えなかった。
 →心配させたくなかった。


○美輪さんの体験談

美輪さんは中学生の頃、図書室の係をしている時にギリシャ神話の
本を読んだ。
→ギリシャ神話の神・アポロン(絶世の美男子)とヒュアキントス
 (ヒアシンスの精になった美少年)が愛し合っていた。
 →ゼピュロス(西風の神)がやきもちをやき、アポロンの円盤を
  ヒュアキントスに投げつけ、ヒュアキントスが亡くなって
  しまった。
  →泣いているアポロンが「私の胸の中にいつまでも生きていて
   おくれ」と言うと、血の中からヒヤシンスの花が咲いた。

この物語を読み、古代からずっと当たり前にあったことが分かり、
日本の神話も調べてみた。
→日本神話の中にも同じような物語が出てきた。
 →卑下したり、苦しむ必要は無いと思った。


○個性

違和感を覚えるのは「性同一性障害」という言葉、と江原さん。
→なぜ「障害」という言葉を使うのか。
 →全ての障害という言葉がそう。
  →弱者と認定しないと助けてあげようという心が生まれないのは
   おかしい。
   →この世の中に無駄な人は一人もいない。
    →障害ではなく個性。
     →助け合う、個性を補い合うのは当たり前。
      →認め合うのが大事。

障害という言葉は嫌だという反面、事実もある、と中村さん。
→病気という言い方はおかしい、と美輪さん。
 →犯罪のような認識を持っている。
  →病気の人に失礼。

世の中の全ては多数決ではない、と江原さん。
→「あの人はおかしい」と言っている人の内面を見てみると、
 その人の方がおかしい、と美輪さん。
 →自分を正当化するために、人を非難している。
  →まともな人は自信があるから何も言わない。


○自信

思い悩む人がいたから闘い続けてきた、と美輪さん。
→それが原因で自ら命を絶った人がどれだけいるか。
 →そういった人たちのことを考えると許せない。

そういったことを言う連中は、レベルが低く、動物的で頭も悪く、
腕力だけの連中が多い、と美輪さん。
→美輪さんは悪口を言われても相手にしなかった。
 →常識的で人格的に立派な人たちは、かわいい、きれい、と
  褒めてくれる。
  →自分に自信のある人は優しい。

自分に必要なものだけ見て過ごしてきた、と中村さん。
→悪口も言われたが、そういった部分にばかり目を向けていたら、
 人生を途中で諦めていたかもしれない。
 →好きな歌があるから人生を諦めなかった。

考えて欲しいのは男の定義、女の定義、と江原さん。
→非難する人はそれを聞かれたら何も答えられないはず。

今まで非難した人たちに憎しみの目を向けられない、と中村さん。
→どうしていいか分からなかったこともあるはず。
 →時間が経って、段々と世界が丸くなっていけばいい。

生きることは無知を知に変えること、と江原さん。
→一つ一つを知っていくこと。
 →人を傷つける痛みが分からないからやってしまう。
  →傷つく痛みを知れば、人を傷つけなくなる。


○肉の年・魂の年

肉の年と魂の年、と江原さん。
→肉の年は実年齢(肉体の年齢)。
 魂の年は精神年齢。

スピリチュアル的には、かつて(前世)の経験が多ければ、若くても
落ち着いていて、物事も考えも深い。
→気付かないことが多いから何回も生まれ変わる。
 →この世に無駄に生まれて来る人は一人もいない。
  →みんな意味を持って生まれ、誰もが祝福されている存在。
   →一番大切なのは、自分の役どころを受け入れて、立ち
    向かって生きること。
    →逃げていてはもったいない。
     →まずは自分が自分を受け入れること。


○母親

お母さんにくっついていたいがために生まれて来ている、と
江原さん。
→小さい頃から母親を一人の人間として分析して見てしまう。
 →現世側では感謝し、精神側では友達のように寄り添って母親を
  慰める存在。

同じ人間なんだからと思って接している、と中村さん。
→肉体的には親子だが、精神は対等。
 →普通の親子関係ではなく、心の中では親友の女同士。


○原罪意識

本当に人を好きになれない、不信がある、と江原さん。
→スピリチュアルチェックでは「人が好き」と答えていたが、
 江原さんには「違います」という心の声が聞こえていた。
 →自分で自分のことも嫌いなはず。
  →まずは自分を好きになること。

原罪意識が強い、と江原さん。
→自分の罪から考えてしまう。
 →表舞台に立ったのは、人の心を理解するため。

好きな人を追い掛けるのが楽しいのは、空想の中で追いかけている
から。
→現実に関わるのは怖い。

その葛藤で歌が出来る、と美輪さん。
→葛藤が無かったら、歌えないし作れない。
 →強い思いがあるから伝わる、と江原さん。
  →歌を通して無知を知に変えれば、何も怖いことは無い。

恐れを無くした時、愛せるようになる、と江原さん。
→それができれば、自分の全領域に人を入れることができる。
 →今は家の中に入れるのは特定の人だけ、最後の領域には
  絶対に入れていない。


○これからが正念場

これからが正念場、と江原さん。
→今は活躍しているが、まだ本当に理解されていない。
 →本当の理解を深めるとともに、アーティストとして思いを
  込めて、力を発揮しなければいけない。

最近、自由を失っていることへの恐れが芽生えている。
→社会の型に入れられてしまった感じはあるが、そこからもがいて
 本当の自分をどう発揮するか。
 →自分との勝負。
  →必ず脱却する日が来るからこそ、それを心に留めて歩んで
   行くこと。
| オーラの泉/2008 | 17:48 | オーラの泉 出演者 | スピリチュアルランキング |