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オーラの泉 亡き人を偲ぶスペシャル(2008/08/16放送)に、
歌手の未唯mieさんが出演。

○未唯mieさんのプロフィール

未唯mie(みい)
本名:根本美鶴代(ねもと みつよ)
生年月日:1958年3月9日
出身地:静岡県静岡市葵区
血液型:A型

1976年、増田惠子さんとピンク・レディーとしてデビュー。
1981年、解散。


○江原さん、美輪さんとの関係

美輪さんの舞台はよく見に行っている。

江原さんとは初めまして。
→コンサート会場や舞台では、何度かお見かけしたことがある。


○ピンクレディー

1976年、スカウト番組「スター誕生!」に出場し、合格。
→フォークデュオ「白い風船」としてデビュー予定だった。
 →作詞家の阿久悠さんが猛反対し、もっとパワフルで面白い曲を
  歌わせたい、という意見でピンクレディーが誕生した。

阿久悠さんは、「スター誕生!」の審査員長だった。
→初めて会ったときは、睨むように聞いていたので怖かった。
 →本人は普通の表情で真剣に聞いていたから、睨まれている
  ように錯覚した、と美輪さん。

レコード会社からは、あまり期待されていなかった。
→しかし、阿久悠さんの狙いは的中。
 →デビュー曲「ペッパー警部」は、105万枚の売上を記録。
  →その後、10曲連続でミリオンセラーを記録。
   →全て阿久悠さんの作品。

阿久悠さんの作品は時代を先取りしていた、と未唯さん。
→宇宙人じゃないかと思った。

子供が真似したがる面白い振り付けだった、と美輪さん。


○実生活

とにかく忙しく、目の前の仕事を頑張るだけだった、と未唯さん。
→一日の切れ目がよく分からなかった。
 →睡眠時間は1日1時間半。
  →2年間はその生活が続いた。
   →いつも微熱があって、歌っている以外はぼーっとしていた。

コンサートでみんなが楽しんでいる顔を見る時が、一番よかったと
思える。
→病気の子供や受験生からのファンレターをもらうと、頑張って
 よかった、もっと頑張ろう、と励みになった。


○モンスター

ピンクレディー解散後、もう一度ピンクレディーをやるときに
詩を読み返した。
→「モンスター」の詩はとても深いと思い、涙が止まらなかった。
 →モンスター(怪物)の中にピンクレディーも含まれている、と
  感じた。
  →特殊な人間。
   →みんなと一緒にいたいのに、隔離されてしまう切なさ。


○解散

1981年、ピンクレディー解散。
→ピンクレディーがモンスターのようになり、プロダクションや
 レコード会社でもコントロールができなくなっていた。
 →今後、歩む方向が分からなくなっていた。

そんな中、マスコミから不仲説や解散説が流れた。
→ピンクレディーとしての役目は終わったと思った、と未唯さん。

もう一つの理由は、当時、増田惠子(ケイ)さんが熱烈な恋愛を
していたから。
→事務所は結婚か、解散か、別れるかを迫っていた。
 →「解散することになってもいい?」と聞かれ、「幸せになる
  ことだったらいいよ」と、未唯さんは返事をした。
  →愛を取ったのだから素敵、と美輪さん。


○阿久悠さん

阿久悠さんが亡くなった時、事務所から連絡があった。
→最初は全く信じられなかった。
 →頭は真っ白でどうしたら良いか分からなかった。

阿久悠さんは「モンスター」を自分自身と結び付けている、と
江原さん。
→実は孤独な人であり、自分の内面をあまり表現しない人だった。
 →妄想的な遊びが仕事に結び付いた、と阿久悠さんは言っている。
  →ピンクレディーは阿久悠さんでもある。

解散後に「作品を書いているのが本当に面白かったと言われた」と、
未唯さん。
→ピンクレディーは、自身の投影だったから。

繊細で細やかな方、と江原さん。
→怖い顔をしているが、本当は真逆。
 →本当に優しい方でシャイであり、デリカシーがあるから多くを
  語らなかった、と未唯さん。

女性的な感性、と江原さん。
→空想力、想像力、妄想力の塊、と美輪さん。
 →ある種の霊能者。
  →クリエイティブな仕事をしている人は、時代を感じ取る力が
   非常に強い。
   →共通しているのは、静寂を好み、孤独を愛する人。
    →実は華やかではなく、常に内面を見つめながら、考えて
     いる。

天才だと思えるのは、ジャンルが決まっていないこと、と美輪さん。
→ジャンルは多岐に渡っている。
 →普通の人間ではない。

孤独は人を聡明にする、と美輪さん。
→いつも孤独な人は、自分の中にどっぷり浸かる時間がある。
 →それに耐えられる人でないと、偉業は達せられない。

阿久悠さんは、生まれ変わりの回数が多い人、と美輪さん。
→男や女になったり、裏切ったり裏切られたり、などあらゆる
 喜怒哀楽、煩悩など全てを経験している。
 →材料がたくさんあるので、詩を作るのは簡単。


○前世

前世は、日本のお姫様。
→きれいな着物を着ていたが、罪悪感がすごくあった。
 →飢饉があり、周りの人は栄養失調で亡くなっていたため。

今世では、半分は償いの気持ちで生まれてきている。
→苦しくても、喜んでくれる人がいるから頑張ろうと思える。
 →多くの人に還元してこそ、という思いがある。

前世のお姫様は守護霊でもある。
→守護霊は、あまり自分を責めてはいけない、と言っている。
 →生真面目で働かなければいけない、という思いがある。
  →穏やかになると不安になり、何かしなくちゃ、となって
   しまう。

守護霊は、動くべき時にきちっと動けば良い、と言っている。
→今は焦り過ぎて準備が足りなくて、自分でトラブルを生んでいる
 ところがある。
 →もう少し穏やかな暮らしを守っていくこと。

お役に立てなかったら、やる意味があるのだろうか、という気が
してしまう、と未唯さん。
→その心は悪くないが、事業としてやる必要は無い、と江原さん。
 →形として作らなくても、時間をかければ良い。

最近は仲間にも「もっとゆっくりやろうよ」と言われている、と
未唯さん。
→ゆっくりしたいと思っているが、茫漠としていて、そのヒントが
 分からない、と美輪さん。
 →ヒントは「白い風船」、と美輪さん。
  →フォークのようなゆったりとした美しい音楽(バラード)を
   メインに歌うようにすれば良い。
   →そうすればドアが開く。

今世に生きている理由は、人を喜ばせたいから、と江原さん。
→ピンクレディーの時代は、素敵な時代だった。
 →子供たちが真似をしている微笑ましい光景があれば、いじめ
  などの殺伐としたものは無くなる。
  →あの時代は平和であり、子供たちの心は一つであり、
   エネルギーに溢れていた。

次は癒し、慰め、静かな励まし、と美輪さん。
→癒しの子守唄を歌ってあげるように。

親子に関わることをやりたい、と未唯さん。
→童謡など。
 →色々な方法をゆっくりと焦らずに考えれば良い、と美輪さん。
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