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オーラの泉 スペシャル(2008/12/20放送)に、作家の
黒木亮さんが出演。

※スタジオ出演ではなく、ドキュメント紹介。

○黒木亮さんのプロフィール

黒木亮(くろき りょう)
本名:金山雅之(かなやま まさゆき)
生年月日:1957年?月?日
出身地:北海道雨竜郡秩父別町
血液型:−

1979年、第55回 箱根駅伝に出場。
2000年、小説「トップ・レフト」で脚光を浴びる。


○出生の秘密

黒木亮さんは、生後まもなく両親が離婚。
→神社の神主さん夫婦に育てられた。

小さな頃から長距離が得意。
→中学・高校時代は全国でも指折りの選手に。

その後、早稲田大学に合格し、出生の秘密を知ることになった。
→入学手続きのため、育ての父親が上京。
 →戸籍の写しには、両親として知らない男女の名前があった。
  →父母の名前の上には、「養父・養母」と書かれていた。

真実を告げられたが、意外と冷静だった。
→育ての親から十分愛情をもらい、何の不満も無かったため。

早稲田大学では、競走部に入部。
→トップランナーの瀬古利彦さんと、箱根駅伝出場を果たす。


○実の両親

大学卒業後、三和銀行に就職。
→30歳の時、ロンドン赴任が決まる。
 →海外では何が起こるかわからないため、出発前に生みの両親に
  会っておきたい、と思った。

住所を探して、手紙を書いた。
→すぐに返事が来て、とてもうれしかった。

手紙には詫びる言葉があり、父の若き日の頃の写真が同封されて
いた。
→写真にはタスキをかけて走る父の姿があり、胸には明治大学の
 「M」のマークがあった。
 →父親も箱根駅伝を走っていた。
  →黒木亮さんと全く同じ区間だった。

父親は北海道で教員になり、陸上競技の審判をしていた。
→黒木亮さんは自分の息子である、と気付いていた。
 →競技場で走る姿を見ていた。
  →箱根駅伝を走る姿も見ていた。

しかし、黒木亮さんは、既に30年以上かけて出来上がった親子関係が
あるため、冷めた気持ちだった。
→初めて会った時は、話すことがなくてお互いに困った。
 →共通の話題は陸上競技だけだった。

この体験は、自伝的小説「冬の喝采」に綴られている。


○見解

人生の中で接点がないのに、偶然で不思議な感じがする、と
つるの剛士さん。
→遺伝子もあるが、前世やソウルメイト(魂の故郷)から
 見た方がいい、と美輪さん。
 →血の繋がりが家族ではなく、お互いに荒波を乗り越えた
  繰り返しを共にした人が家族。
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